ストレッチャーのキャスター交換(エアレスタイヤ)
ソフトキャスターの中身が痩せて(収縮)タイヤとの間に隙間が出来てしまっている良くあるケースです。
ノギスで直径を測ろうとすると簡単にへこみます。
タイヤの部分だけを変えます。ホイールは再使用します。
キャスター車輪を外してホイールを割ります。
タイヤの張りがなくなっているのでドライバーで簡単に外れます。
外したところ
組む際は張りがありますので、取付けられているネジは短くて届来ません。
ホイールを組む際は M8の長めのネジを用意するか車軸を利用して
圧迫して締め付けます。
ホイール取付のM6×4本、(M5×5本)でも良いですが、
結構疲れますので真ん中のM8ネジの方が楽です。
締め終わったら4本のネジで締めて巾が元通りになっているか確認します。
浮いていたりすると、ヨークに当たったりします。巾37ミリ位です。
ヨークに取付ける際緩み止めを塗って下さい。
私は中強度のロックタイトを使っています。
これを4回(輪)繰り返して出来上がりです。
交換作業をご希望されるお客様が増えております。
ホイールごと送ってくだされば交換(4本交換工賃4,000円(改定))いたしますので注文時にその旨ご記入ください。
上記の続きの部分です。どうぞご覧ください。
ストレッチャーのタイヤ交換2
ストレッチャーのキャスター交換の補足
きちんとタイヤが入った時のホイル巾は約36~37ミリ
2ピースのホイル同士は完全に合わさります。
その確認は幅を測ることと
4本の止めネジのボルトの出代(ネジ一山は出ます)
取り付ける際は真ん中ベアリングへM8のネジを使って締め付けます。
力が入りやすいように長めのスパナを使って下さい。
※締め付ける際は前にも書いていますが位置決めのネジを差し込んで下さい。
その他の工具はこんな感じです(大したものではない・・・)
某社ストレッチャーに使用されている「150×30」と表示があるもの
エアレスタイヤ交換は6×1.1/4表示とほぼ同サイズですので
同じように交換可能です。
ただしホイールを止めているボルトの緩みドメがキツく
はずれない場合もあります。
今回4輪の止めネジ16本中2本外れなかったのでドリルで揉んで外し
新しいボルトナットを入れて取り付けました。(M6皿ネジ20、ナイロンナット)
ホイールの形が変わったので、このエアレスタイヤが入れやすくなりました。